様々な業者から執拗に電話がかかってきて迷惑だと感じた経験がある方は意外と多いのではないでしょうか?実はそのように業者を利用して嫌がらせ行為を行なっている事案があります。2024年9月9日には、無断で被害者の名義を利用し葬儀会社に偽りの資料請求を行い被害者へと75社にも及ぶ営業電話や資料送付を行う嫌がらせ行為をした男性が逮捕された事件が報道されました(参考元:神戸新聞)。このような嫌がらせは、一見自分が登録してしまったと思ったり相手側の業者からの迷惑行為のように思われますが、背景に嫌がらせ行為により個人情報を無断で使用されてしまっている危険性があります。しかし、このような場合に対処がわからずに困っている方も多いのではないでしょうか?そのような場合の解決において実際の相談事例を元に解決策をご紹介していきます。
【この記事は下記の方に向けた内容です】
|
- 個人情報を勝手に登録されている危険性
- 危害を与えてくる相手が分からないと解決が難しい
- 情報収集を行い嫌がらせの解決を
注意しただけなのにパワハラと言いがかりをつけられている|30代女性からの調査相談
身に覚えのない営業電話にお困りな30代女性からの相談事例
全く身に覚えのない営業電話が突然かかってくるようになり、毎日何件も対応に追われています。最初は間違いかと思いましたが、どうやら誰かが私の名前を使って複数のサービスに無断で登録したようです。営業担当者に確認しても『あなたが申し込んだ』と言われ、状況が改善されません。仕事中の時間にも電話がかかってきますし、他の本当の用事の電話などとも見分けがつきにくく、いちいち対応をしなくてはいけなく、日々の生活に支障をきたしてます。何度も説明するのにも精神的にも疲れてしまいました。どこで個人情報が漏れたのか、どう対処すべきかわからず、不安でいっぱいです。
身に覚えのない営業電話問題を放置する危険性
業者からのしつこい営業電話を「ただの迷惑行為」として軽視し、対応を怠ることは、さらなる問題を引き起こす可能性があります。それらの迷惑電話が業者がただ業務としてこなしていることや、あなた本人が登録したとして主張されている場合には、無断で登録されていると考えたほうがいいでしょう。この問題を放置することによって起こり得るリスクについて説明します。
嫌がらせの可能性 |
冒頭で紹介したニュースの葬儀会社に対する偽計業務妨害のケースでも見られるように、他人を装った資料請求や営業電話は、嫌がらせや報復行為として利用されることがあります。このような行為は、意図的に行われているために、被害が拡大する危険性も孕んでいます。 |
---|
精神的なストレス |
頻繁な電話が続くと、様々な支障があり、精神的にも大きな負担となります。電話に怯えるようになり、生活の質が低下するケースもあります。電話がなっていないのに耳鳴りのような症状が出ることも。また電話に出なくても充電の減りが早くなることや電話の機能を発揮できないことへもストレスを感じるでしょう。 |
---|
お金を請求される危険性 |
名前や電話番号、住所などの個人情報が悪意ある第三者に渡ってしまっている場合営業電話の登録だけに済まず、住所への郵送物を送りつけたり有料サービスなどに登録されてしまい本人が登録したと思っている業者からお金を請求されてしまう可能性もあります。 |
---|
見に覚えのない営業電話に対し個人でできる対策
見に覚えのない営業電話が相次ぐ場合には、いくつかの対策を講じることが有効です。電話番号自体を変更してしまうという手もありますが、日常でも使用している場合には他にも影響が出てしまうためにそう簡単ではないでしょう。そのために以下のようなことをまずは試してみましょう。
迷惑電話のブロック機能を活用する
携帯電話には迷惑電話を自動でブロックする機能やアプリがあります。それらを活用して、特定の番号や業者からの電話を受けないように設定します。
法律相談や消費者センターに相談する
消費者センターや弁護士に相談することで、無断での個人情報登録に対する法的な対応や、相手に対する具体的な対策をアドバイスしてもらうことができます。特に悪質な場合は、警察に相談することも検討できます。相談することによって今起きている問題がそのような業者による詐欺問題か背景に嫌がらせの可能性があるかなどアドバイスをもらい場合によっては適切な対処をしてもらえる可能性があります。
探偵に調査を依頼する
上記の方法で解決できない場合や、嫌がらせがエスカレートする場合は、探偵に調査を依頼して、問題の原因や関係者を特定していきましょう。身に覚えのない営業電話の背景には様々な問題が潜んでいるために、事実を確認できない限り適切な対処を取ることができません。問題の原因や犯人を特定することにより法的対応を検討することや解決策を見出すことができます。
営業電話を利用され受けている嫌がらせの解決には探偵による調査が有効
業者から営業電話が来ると背景に嫌がらせがあると気づけない事も多くありますが、事実を確認しなくては解決へ進むことができません。事実を確認するためには相手の特定や状況確認が必要になり、またそれらを解決するためには被害を立証する証拠収集が必要になります。しかし、個人でこれらを行うのは難しいことが多いでしょう。そのような場合、探偵による調査を活用することが効果的です。嫌がらせやハラスメントの対策に詳しい専門家の力を借りることで解決策を見つけ出すことができます。
個人情報の流出元の特定
探偵は、どの引越し業者から情報が漏洩したのか、または無断で登録が行われたのかを調査することができます。特に、知らない業者から電話が来ている場合には、その発端を特定することが重要です。何が原因で営業電話がかかってきてしまうのか調べることで被害を立証する証拠収集や加害者の特定につながり解決へと進むことができます。
法的措置のサポート
探偵が収集した証拠は、弁護士や法律の専門家が法的に活用できるため、必要であれば法的措置を取る際に役立ちます。特に、偽計業務妨害や個人情報の無断使用が疑われる場合には、法的な対応が必要になるでしょう。必要に応じて弁護士の紹介や連携した調査サポートを行なっています。
身に覚えのない営業電話にお困りの際の専門家相談窓口
専門家へご相談ください
身に覚えのない営業電話が来ても何が原因なのか分からず業者に直接対応しクレームをしてしまうといった方も多いのではないでしょうか。しかし、それでは根本解決にはなりません。事実を確認し、問題が悪化してしまう前に早期の対応をしていきましょう。探偵による調査を活用することで、情報を収集し、問題を根本的に解決することができます。何処に相談するべきか分からないという方や探偵相談は初めてで不安という方に向けて24時間の無料相談窓口を設けています。無料相談はメールと電話、LINEにて受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
探偵法人調査士会公式LINE
嫌がらせ対策サポートでは、LINEからの無料相談も可能です。お仕事の関係や電話の時間がとれない場合など、24時間いつでも相談可能で利便性も高くご利用いただけます。

この記事の作成者
ハラスメント・嫌がらせ対策担当:北野
この記事は、皆様が抱えるハラスメントや嫌がらせの悩みに寄り添い、解決への一歩を踏み出せるきっかけになればと作成しました。日々の生活の中で困っていることや、不安に感じていることがあれば、当相談室へお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも、お力になれれば幸いです。

この記事の監修者
XP法律事務所:今井弁護士
この記事の内容は、法的な観点からも十分に考慮し、適切なアドバイスを提供できるよう監修しております。ハラスメントや嫌がらせは、決して許されるべきものではありません。法的に守られるべき権利を持つ皆様が、安心して生活できるよう、法の専門家としてサポートいたします。

この記事の監修者
心理カウンセラー:大久保
ハラスメントや嫌がらせの被害は、心身に大きな負担をもたらします。この記事を通じて、少しでも皆様の心の負担を軽くし、前向きな気持ちで生活を送っていただけるように、内容を監修しました。あなたの気持ちを理解し、寄り添うことを大切にしています。困ったことがあれば、どうか一人で悩まず、私たちにご相談ください。心のケアも、私たちの大切な役割です。
24時間365日ご相談受付中
ハラスメント相談は、24時間いつでもご利用頂けます。はじめてサービスを利用される方、依頼料に不安がある方、依頼を受けてもらえるのか疑問がある方、まずはご相談ください。専門家があなたに合った問題解決方法をお教えします。
ハラスメント被害・嫌がらせ被害の相談、対策サポートに関するご質問は24時間いつでも専門家がお応えしております。(全国対応)
ハラスメント被害・嫌がらせ被害の相談はLINEからも受け付けております。メールや電話では聞きづらいこともLINEでお気軽にお問合せいただけます。質問やご相談は内容を確認後、担当者が返答いたします。
ハラスメント被害・嫌がらせ被害に関する詳しいご相談は、ウェブ内各所に設置された被害相談メールフォームをご利用ください。24時間無料で利用でき、費用見積りにも対応しております。